
スマホを壁に固定したり小物を浮かせたりするのに便利な吸着アイテムですが、賃貸などで壁を傷つけたくない場合にも重宝しますね。
ただ、多くの方がまず考えるのは、手軽に手に入る100均で取り扱いがあるか調査することではないでしょうか。
そこでこの記事では、ダイソーやセリア、キャンドゥといった主要なショップを巡り、実際にどのような商品が売られているのかを詳しく解説していきます。
- ダイソーとセリアで販売されている吸着シートの種類の違い
- 各100円ショップでの具体的な売り場とJANコード情報
- 用途に合わせてどちらの店舗の商品を選ぶべきかの判断基準
- 店舗で見つからない場合の確実な購入方法
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Contents
両面吸着シートは100均のダイソーやセリア、キャンドゥにある?
- ダイソーでの取り扱い状況と売り場
- セリアでの取り扱い状況と売り場
- キャンドゥでの取り扱い状況と売り場
- 通販での購入がおすすめ
- よくある疑問
ダイソーでの取り扱い状況と売り場
まずは業界最大手のダイソーから見ていきましょう。結論からお伝えすると、ダイソーでは「ゲル粘着タイプ」の強力な両面吸着シートが販売されています。
この商品はポリウレタン素材で作られており、表面が完全にフラットでベタベタとした粘着性があるのが特徴です。物理的な吸盤ではなく、素材自体の粘着力で固定するため、車のダッシュボードなど多少の凹凸がある場所でも使用できるとされています。
| 商品名 | 両面吸着シート |
|---|---|
| 価格 | 110円(税込) |
| サイズ | 12.8cm × 7.2cm |
| JANコード | 4550480136097 |
| 材質 | ポリウレタン |
ダイソーの商品はサイズが大きめで、ハサミでカットして使える点が非常に便利です。耐震対策としてフィギュアの固定に使ったり、車内でスマホや小銭トレーが滑らないように固定したりする用途に向いています。
ダイソー製品のポイント
- 強力な粘着力で振動に強い
- 水洗いで粘着力が復活する
- 車内や耐震グッズとして優秀
ダイソーでの売り場情報
この商品は、文具コーナーやインテリアコーナーではなく、主に「工具・車用品コーナー」に置かれています。特にカー用品の滑り止めシート付近に陳列されていることが多いので、探す際は注意してください。
SNSなどの口コミでは、「地震対策で花瓶の下に敷いたらびくともしなかった」「車のダッシュボードにスマホを置くのに最強」といった、固定力の強さを評価する声が多く見られます。
注意点
強力な反面、長期間貼り続けると剥がし跡が残ったり、可塑剤の移行でプラスチックを変色させたりするリスクがあるため、貴重品への使用は慎重に行う必要があります。
セリアでの取り扱い状況と売り場
続いて、おしゃれな雑貨が多いセリアの状況です。セリアではダイソーとは全く異なるメカニズムの「吸盤タイプ」が販売されています。
こちらの商品は、シートの表面に目には見えにくい微細な吸盤が無数に配置されている構造です。真空吸着で貼り付くため、ベタベタとした粘着剤を使用しておらず、剥がした後に跡が残らないのが最大のメリットと言えるでしょう。
| 商品名 | 両面吸盤ピタッと吸着シート |
|---|---|
| 価格 | 110円(税込) |
| JANコード | 4968831700086 |
| 耐荷重 | 約150g |
| 特徴 | 水に強い・跡残りなし |
セリアの商品は水回りに非常に強く、むしろ少し濡らした方が吸着力が増す特性があります。そのため、2024年頃からトレンドとなっている「浮かせる収納」に最適です。
おすすめの活用法
洗面所の鏡に歯磨き粉チューブを貼り付けたり、浴室で固形石鹸を壁に固定したりすることで、ヌメリを防止し掃除を楽にすることができます。
セリアでの売り場情報
売り場は主に「バス・洗面用品コーナー」です。石鹸置きや歯ブラシスタンドの近くを探すと見つけやすいでしょう。
ユーザーの反応を見ると、「賃貸でも気兼ねなく貼れるのが嬉しい」「お風呂場のコップを浮かせたら水切れが良くて衛生的」といった、水回りでの利便性を絶賛する声が目立ちます。
キャンドゥでの取り扱い状況と売り場
キャンドゥについては、少し状況が異なります。調査の結果、過去には取り扱いがあったようですが、現在は個人向けの店舗在庫として安定して見つけるのは難しい状況です。
公式の法人向け大量注文サイトでは「超強力吸着シート(JAN: 4968831700086)」などの掲載が確認できますが、これは最小ロットが180個程度からの注文となるケースが多く、一般の家庭用として1つだけ購入するのは現実的ではありません。
キャンドゥでの購入について
店舗によっては在庫が残っている可能性もゼロではありませんが、基本的にはダイソーかセリアで探す方が確実です。
もしキャンドゥで探す場合は、ダイソーと同じくゲルタイプのものが中心となるため、「工具・車用品コーナー」や「防災グッズ売り場」を確認してみてください。
通販での購入がおすすめ
ここまで100円ショップの情報をお伝えしてきましたが、もし「確実に手に入れたい」「より特定の用途に特化したものが欲しい」という場合は、Amazonや楽天などのネット通販を利用するのも賢い選択です。
100均の商品は店舗によって在庫状況が大きく異なり、せっかく足を運んでも売り切れで手に入らないというケースも少なくありません。また、通販であれば以下のようなメリットもあります。
まず、選択肢の幅が広がります。例えば、3Mなどの有名メーカー製であれば、壁紙を傷めずに剥がせる技術がより確立されていたり、耐荷重がキロ単位の強力なものが選べたりします。
100均の耐荷重(約150g程度)では不安な重い物を固定したい場合には、通販で専用品を探すのが安全です。
時間と手間を節約し、目的に合致した高品質なシートを入手するなら、ネットでの購入もぜひ検討してみてください。
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よくある疑問
Q. 吸着力が弱くなってしまったのですが、復活しますか?
A. はい、多くの場合復活可能です。ダイソーの「ゲルタイプ」であれば、水洗いで表面のホコリを落とし、乾燥させることで粘着力が戻ります。セリアの「吸盤タイプ」も同様に洗って汚れを落とすか、少し水で濡らしてから貼ると吸着力が増すことがあります。
Q. 剥がした跡は残りませんか?
A. 商品のタイプによります。セリアの「吸盤タイプ」は物理的な真空吸着なので、基本的には跡が残りません。一方、ダイソーなどの「ゲルタイプ」は、長期間貼り続けると化学変化で溶けたり、素材によっては変色したりするリスクがあります。賃貸の壁紙などには使用を避けた方が無難です。
Q. 夏の車内で使っても大丈夫ですか?
A. 注意が必要です。特にゲルタイプの製品は熱に弱く、70℃前後で軟化するものが多いです。真夏の車内はそれ以上の高温になることがあり、シートが溶けてダッシュボードがベタベタになる事例も報告されています。夏場は取り外すか、耐熱仕様の専用品を選ぶことをおすすめします。
まとめ:「両面吸着シート」は100均ダイソーやセリア・キャンドゥどこで買える?売り場は?
今回は、便利な両面吸着シートの100均での取り扱いについて解説してきました。
調査の結果、車内や耐震固定に強い「ゲルタイプ」ならダイソーの車用品コーナー、水回りの浮かせる収納に便利な「吸盤タイプ」ならセリアのバス用品コーナーで入手できることが分かりましたね。
それぞれ得意なシーンが明確に異なるため、用途に合わせて使い分けるのが正解です。
ただ、もし近くに店舗がない場合や、より重いものをしっかり固定したい場合は、機能性が保証されたメーカー品を通販で探すのが最も確実で安心な方法と言えるでしょう。