
お米を美味しく保存するために欠かせないアイテムといえば米びつですが、意外と収納場所に困ることも多いですよね。
ただ、多くの方がまず考えるのは、手軽に手に入る100円ショップでの取り扱い状況ではないでしょうか。
そこでこの記事では、人気の100均であるダイソー、セリア、キャンドゥの各店舗で米びつの取り扱いがあるか調査し、どのような種類や特徴の商品があるのかを徹底的に解説いたします。
- ダイソー・セリア・キャンドゥ各店の米びつ販売状況
- 100均で購入できる米びつの種類とサイズ展開
- 100均米びつのメリットと密閉性に関する注意点
- 機能性を重視する場合の最適な購入方法
\ 100均より断然オススメ! /
Contents
米びつは100均のダイソーやセリア、キャンドゥにある?
- ダイソーでの取り扱い状況と売り場
- セリアでの取り扱い状況と売り場
- キャンドゥでの取り扱い状況と売り場
- 通販での購入がおすすめ
- よくある疑問
ダイソーでの取り扱い状況と売り場
結論から申し上げますと、100円ショップの中で最も米びつのラインナップが充実しているのはダイソーです。特に、5kgや10kgといった大容量のお米を保存できるハードケース型の取り扱いがあるのは、調査時点ではダイソーのみでした。
ダイソーでは主に、キッチン用品コーナーやプラスチック収納のコーナーに陳列されています。
米びつ兼フードストッカー 5.0kg用

こちらは400円(税抜)の商品ですが、コストパフォーマンスの高さから非常に人気があります。キャスターが付いているため、お米を入れた重い状態でもシンク下から引き出しやすいのが特徴です。
- 価格:400円(税抜)
- 容量:約6L(お米約5kg相当)
- JANコード:4993593011019
購入者の口コミ
「コロが付いているので棚の奥に入れても取り出しやすいです。ただ、蓋にパッキンがないので密閉性はそこまで高くないかも。防虫剤と併用しています。」
米びつ兼フードストッカー 10kg用

5kgでは足りないという家庭向けに、10kg対応の大型サイズも600円(税抜)で販売されています。こちらは大型店舗での取り扱いが多い傾向にあります。
- 価格:600円(税抜)
- 容量:10kg相当
- JANコード:4550480831442
これらの製品は、フタが二重構造になっており、計量時に全開にしなくて済むという工夫が施されています。ただし、完全密閉ではないため、長期保存には乾燥剤や防虫剤を入れるなどの工夫が必要です。
セリアでの取り扱い状況と売り場
セリアの売り場では、ダイソーのような「5kg用の大型ハードケース」は販売されていません。セリアは「冷蔵庫収納」や「小分け保存」に特化した商品展開が中心となっています。
冷蔵庫用米びつ 2kgタイプ
セリアで主流なのは、冷蔵庫のドアポケットや野菜室に収納できるスリムなボトルタイプやハンディストッカーです。こちらは100円(税抜)で購入可能です。
- 価格:100円(税抜)
- 容量:約2kg
- 特徴:冷蔵庫のドアポケットに入るサイズ感
購入者の口コミ
「夏場は虫が心配なので、この容器に入れて冷蔵庫に入れています。2kgずつ小分けにできるし、注ぎ口が計量カップ代わりになるのが便利です。」
注意:セリアに5kgの箱型米びつはありません
SNSなどで「セリアで米びつを買った」という投稿を見かけることがありますが、それらは「ランドリーバッグ」や「汎用収納ボックス」を米びつとして代用しているケースがほとんどです。食品用として作られた5kg用ハードケースは現状セリアにはないため注意が必要です。
キャンドゥでの取り扱い状況と売り場
キャンドゥでも、セリアと同様に大型のハードケース型は見当たりませんが、非常に優秀な「袋型」の保存グッズが販売されています。
お米のための保存袋
こちらはダイソーやセリアでも取り扱いがある共通商品ですが、キャンドゥでも定番品としてキッチン消耗品コーナーに置かれています。この商品の最大の特徴は「バルブ(逆止弁)」が付いていることです。
- 価格:100円(税抜)
- 容量:3kgまで
- JANコード:4905687333907
お米を袋に入れた後、くるくると巻いて空気を抜くことで、酸化を防ぎながらコンパクトに保存できます。アルミ加工が施されているため、光と湿気も遮断してくれる優れものです。
購入者の口コミ
「野菜室の隙間に立てて入れられるのが最高。空気が抜けるので鮮度が保たれている気がします。マチがあるので自立するのも良いですね。」
通販での購入がおすすめ
ここまで100均の米びつをご紹介してきましたが、もしあなたが「お米の袋(5kg)をそのままスポッと入れて使いたい」あるいは「完全に密閉して虫や湿気を防ぎたい」と考えているなら、専門メーカー品を通販で購入することを検討しても良いかもしれません。
100均の商品は確かに安価で魅力的ですが、コストの制約上、どうしても「パッキンがないため密閉性が低い」「5kgの袋ごと入れるにはサイズがギリギリで入らないことがある」といった側面があります。
例えば、山崎実業の「tower」シリーズや、イノマタ化学の「袋ごと米びつ」などは、千円〜数千円の価格帯にはなりますが、パッキンによる強力な密閉機能や、袋がそのまま綺麗に収まる専用設計がなされています。
毎日使うものですし、お米の鮮度を守ることはご飯の味にも直結します。「安さ」をとるならダイソー、「機能と味」をとるなら通販の専門メーカー品というように、ご自身の優先順位に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
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よくある疑問
ここでは、100均の米びつに関してよく検索されている疑問について回答します。
Q1. セリアに「tower風」の米びつがあると聞きましたが本当ですか?
A. デザインが似ている商品はありますが、機能は異なります。
セリアにはシンプルで白い、いわゆる「tower風」のデザインをした収納ケースは多数あります。しかし、本家のtower製品のような「シリコンパッキンによる完全密閉」や「精密な計量機能」は備わっていません。あくまで「見た目がシンプルな収納容器」として捉えるのが良いでしょう。
Q2. 100均の米びつに防虫剤は必要ですか?
A. 強くおすすめします。
前述の通り、ダイソーなどのハードケース型米びつにはパッキンが付いておらず、完全密閉ではありません。隙間から小さな虫が侵入するリスクや湿気の影響を避けるため、米びつ用の防虫剤や乾燥剤を一緒に入れておくのが安心です。
Q3. ダイソーの400円米びつは、5kgの袋ごと入りますか?
A. 袋の形状によっては入りません。
商品名は「米びつ兼フードストッカー」であり、「袋ごと」専用設計ではありません。お米を袋から出して直接入れる使い方が基本です。無理やり袋ごと入れようとすると、フタが閉まらなかったりケースが変形したりすることがあるため、袋ごと派の方は専用品を選びましょう。
100均ダイソーやセリア・キャンドゥの米びつまとめ
今回は、ダイソー・セリア・キャンドゥで買える米びつについて調査・解説しました。
それぞれのショップに特徴があり、5kgや10kgを安く収納したいならダイソーのハードケース、冷蔵庫で小分け保存したいならセリアやキャンドゥのボトル・袋タイプが適しています。
ただ、もし予算が許すのであれば、密閉性や使い勝手を追求した通販の専門メーカー品も非常に有力な選択肢です。一度購入すれば数年は使い続けるアイテムですので、ライフスタイルに合わせて最適なものを選んでみてくださいね。