コンクリートのひび割れや、モルタル、ブロックなどのちょっとした補修をしたいとき、専用の接着剤が必要になります。
ただ、多くの方がまず考えるのは、手軽に手に入り、価格を抑えられる100均で取り扱いがあるか調査することではないでしょうか。
そこでこの記事では、人気の100円ショップであるダイソー、セリア、キャンドゥの各店舗で、コンクリート接着剤が実際に取り扱いがあるか調査し、どのような種類や特徴の商品があるのかを徹底的に解説いたします。
この記事でわかること
- ダイソー・セリア・キャンドゥそれぞれの取り扱い状況
- コンクリート対応接着剤の種類と店舗ごとの売り場
- 100均で買う際のメリットと使用時の注意点
- 確実かつ最適なプロ用接着剤の購入方法
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Contents
コンクリート接着剤は100均のダイソー・セリア・キャンドゥで買える？
- ダイソーで買える？売り場を徹底調査
- セリアで買える？売り場情報
- キャンドゥで買える？売り場と商品の詳細
- 確実な入手は通販での購入がおすすめ
- 100均接着剤に関するよくある疑問
ダイソーで買える？売り場を徹底調査
ダイソーでは、明確に「コンクリート用」とパッケージに書かれたボンドタイプの接着剤の取り扱いは、全ての店舗で確認できるわけではありません。
しかし、コンクリート素材への接着に非常に強力な効果を発揮するエポキシ系の強力接着剤の取り扱いが確認されています。
このエポキシ系の接着剤は、主剤と硬化剤の2つの液体を混ぜて使うタイプです。
混ぜ合わせることで化学反応を起こし、金属や陶器だけでなく、凹凸があるコンクリート素材にも高い接着力を発揮するとされています。
実際、動画サイトなどでは、このダイソーのエポキシ接着剤を駐車場のひび割れ補修に使っている事例も確認できるほどです。
ダイソーでの接着剤の主な売り場
ダイソーの接着剤は、主に以下の2つのコーナーに陳列されていることが多いです。
- 文房具・画材コーナー（瞬間接着剤など）
- DIY・補修用品コーナー（パテ類や補修テープの周辺）
エポキシ系や補修用ボンドは、DIY・補修用品のエリアにある可能性が高いと考えられます。
ただし、エポキシ系接着剤は高い強度を持つ反面、硬化時間が長めに設定されています。
また、100均の商品は内容量が少ないため、広範囲の補修には向いていない点に注意が必要です。
そのため、広範囲の接着や、屋外での本格的な補修を検討されているのであれば、より容量の多い製品や専門の接着剤を選ぶ方が良いかもしれません。
セリアで買える？売り場情報
セリアでも、コンクリート対応の接着剤の取り扱いが確認されています。
セリアで扱われているのは、コンクリート・木材・タイルなど、幅広い多孔質材料の接着に適したボンドタイプの接着剤です。
このタイプの接着剤は、補修用セメントや補修パテの近くに陳列されていることが多く、特にDIY・補修用品に力を入れている大型店舗では見つけやすいでしょう。
また、ダイソーと同様に、セリアでも「エポキシ2液混合タイプ」の強力接着剤の取り扱いがあることが確認されています。
これは金属や石材の接着にも使われるため、コンクリートの小規模な補修にも活用できる可能性があります。
一方で、接着剤そのものではありませんが、セリアには屋外の凹凸面やモルタル壁への接着に対応した強力な両面テープの取り扱いもあります。
これは、ちょっとした軽量のものを一時的に固定したい場合に便利です。
このように、セリアでは用途に応じて、接着剤と両面テープを使い分けることができる製品が揃っているのが特徴です。
キャンドゥで買える？売り場と商品の詳細
3つの100円ショップの中で、キャンドゥは公式のECサイトでもコンクリート対応を明記した商品が確認できるため、取り扱いに関する情報が最も明確です。
具体的な商品名としては「補修用ボンド 25g」などが挙げられます。この商品情報には「コンクリート・モルタル・木・タイルの接着に！」と明確に記載されており、安心して購入できます。
また、接着剤を内蔵したフックである「強力接着剤フック」も取り扱いがあり、こちらも「屋外のコンクリートにも取り付けられる」と説明されています。
これにより、キャンドゥがDIYや屋外使用を意識した強力な接着アイテムを販売していることがわかります。
前述の通り、100均の接着剤の売り場は店舗によって若干異なりますが、キャンドゥの場合は主に「文具・オフィス用品」のカテゴリー内、または店舗内のDIY・補修用品の棚で見つけることができます。
商品のパッケージには、どのような素材に使えるかが記載されていますので、購入前に必ず確認することをおすすめいたします。
| 店舗名 | 確認されたコンクリート対応商品（候補） | 売り場（想定） |
|---|---|---|
| ダイソー | 強力接着剤（エポキシ2液タイプ） | DIY・補修用品コーナー |
| セリア | コニシ コンクリート・木・タイル用ボンド（類似品） | DIY・補修用品コーナー |
| キャンドゥ | 補修用ボンド 25g（コンクリート対応明記） | 文具・DIY用品コーナー |
確実な入手は通販での購入がおすすめ
ここまで、100円ショップ各店での取り扱い状況について解説しましたが、記事の結論として、コンクリート接着剤の入手は通販での購入がおすすめです。その理由は、確実性と品質の安定性です。
なぜなら、100均店舗では在庫の変動が大きく、特に人気のある商品は売り切れていることが珍しくありません。
また、店舗によってはDIY用品の品揃えに差があり、お目当ての商品が見つからないケースもあるためです。
一方で、通販であれば、プロ仕様の高品質な専用品を確実に購入できるという大きなメリットがあります。
専門メーカーのコンクリート用接着剤、例えばセメダインの「PM165-R」やコニシの「ボンドE200」といった製品は、耐水性や耐久性に優れており、屋外や振動がある場所でも安心して使用できる高い信頼性があります。
もちろん、小さなタイルの補修や室内の軽い固定であれば、100均の商品で十分です。
しかし、駐車場や外壁など、強度と耐久性が求められる場所には、迷わずプロ用を選びましょう。
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100均接着剤に関するよくある疑問
コンクリート接着剤とセメントの違いは何ですか？
これには大きな違いがあります。単純に言えば、接着剤はすでに固まっているコンクリートやブロックなどの素材同士をくっつけるための「糊」のようなものです。
一方、セメントは、砂や水を混ぜて固めることで、ひび割れを埋めたり、新しい素材を作り出したりするための「補修材」の原料となる粉末のことです。
そのため、素材を固定したいのか、穴を埋めたいのかによって選ぶべきものが変わってきます。
エポキシ接着剤は本当に強力ですか？
はい、エポキシ接着剤は接着剤の中でも特に強力な部類に入ります。
多くの、そして様々な素材に高い接着力を発揮するように設計されています。ただし、硬化までに時間がかかり、気温や湿度によっても硬化速度が変化することがあります。
また、接着剤を混ぜる際に分量を間違えると、本来の強度が得られない可能性があるため、使用説明書をよく読んで正しく使うことが重要です。
100均品の耐久性はどうですか？
多くは、日常の小規模なクラフトや室内での使用を想定して作られています。
いくら「強力」と書かれていても、長期間にわたる屋外の雨風や紫外線、温度変化に耐える設計になっているかは不明瞭な場合が多いです。
耐久性を求める、または重要な構造物を固定する場合は、やはり耐候性や耐久性が保証されている専門メーカーの製品を選ぶべきです。
まとめ：「コンクリート接着剤」は100均ダイソーやセリア・キャンドゥどこで買える？売り場はここ
本記事では、コンクリート接着剤が100均のダイソー、セリア、そしてキャンドゥで取り扱いがあるか調査し、その結果をまとめました。
結論として、いずれの店舗でも、コンクリートに使える、または使える可能性の高い接着剤が販売されていることが確認できました。
このことから、緊急で少量だけ欲しいというニーズには十分応えられると言えます。
特にキャンドゥの「補修用ボンド」は、公式情報としてコンクリートへの使用が明記されており、最も確実な選択肢と言えます。
一方で、ダイソーやセリアでは、主に強力なエポキシ系の接着剤がコンクリート補修の代替品として使われているのが現状です。
しかし、前述の通り、100均の商品は量が少ない、在庫が不安定、耐久性が不明確といったデメリットもあります。
そのため、急ぎの小さな補修であれば100均で十分ですが、広範囲なDIYや確実な品質が求められる場面では、専門メーカーの製品を検討し、通販で確実に手に入れるのが最もおすすめです。