
お気に入りのスニーカーのかかとがすり減ってしまったり、革靴の底が剥がれたりしたとき、自宅で手軽に修理できたら非常に助かります。
ただ、多くの方がまず考えるのは、身近な店舗であり安価に購入できる100円ショップでの取り扱い状況ではないでしょうか。
そこでこの記事では、生活雑貨が充実しているダイソーやセリア、キャンドゥといった主要なショップを実際に確認し、100均で取り扱いがあるか調査を行いましたので、その結果と最適な選択肢について詳しく解説いたします。
- ダイソー・セリア・キャンドゥ各社でのシューグー販売有無
- 100均で購入できる靴底補修用の代替品とその特徴
- 本家シューグーと100均商品の決定的な品質の違い
- 失敗しないための最適な購入方法と選び方
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Contents
シューグーは100均のダイソーやセリア、キャンドゥにある?
- ダイソーでの取り扱い状況と売り場
- セリアでの取り扱い状況と売り場
- キャンドゥでの取り扱い状況と売り場
- 確実に入手なら通販での購入がおすすめ
- 100均の代替品・応用アイテム情報
- シューグーに関するよくある疑問
- まとめ:シューグーは100均ダイソーやセリア・キャンドゥどこで買える?売り場は?
ダイソーでの取り扱い状況と売り場
結論から申し上げますと、残念ながらダイソーでは「シューグー(Shoe Goo)」ブランドそのものは販売されていません。
しかし、靴のお手入れ用品コーナーには、用途が似ている商品が販売されています。多くの店舗では、靴の中敷き(インソール)や靴クリームが並んでいる棚に陳列されています。
ダイソーで見つかる類似商品
商品名:ボンド 靴底補修用(コニシ製)
価格:110円(税込)
JANコード:4901490054800
容量:20ml
こちらは有名な接着剤メーカー「コニシ株式会社」が製造している商品です。パッケージには「靴底のハガレ・肉盛り補修に」と記載があり、一見するとシューグーと同じように使えると思われがちです。
「100円で直せるならラッキー!」と思ってしまいますよね。ただ、実際に使った方の声を調査すると、あくまで簡易的なものであることが分かってきました。
口コミや実際の使用感として、「剥がれたソールを貼り付ける応急処置には使える」という声がある一方で、「すり減ったかかとを高く盛り上げる(肉盛り)には量が少なく、強度もシューグーには劣る」という評価が目立ちます。あくまで、軽いひび割れや剥がれの補修用として捉えるのが賢明です。
セリアでの取り扱い状況と売り場
調査の結果、セリアでも「シューグー」の取り扱いは確認できませんでした。
セリアの靴用品コーナーや工具・接着剤コーナーも確認しましたが、シューグーブランドの商品は置いてありません。その代わり、汎用的な接着剤として以下の商品が購入可能です。
セリアで見つかる類似商品
商品名:ボンド Gクリヤー
価格:110円(税込)
特徴:透明で速乾性があり、皮革や合成ゴムの接着に対応
この「Gクリヤー」は、学校の工作などでも使われる一般的な接着剤です。ゴムや革にも接着可能ですが、「歩行時の衝撃に耐えうる強度」や「摩耗への耐久性」を目的とした商品ではありません。
注意点
セリアの商品はあくまで「接着」がメインです。シューグーの最大の特徴である「乾くとゴムになり、靴底を形成する」というパテのような使い方はできないため注意が必要です。
キャンドゥでの取り扱い状況と売り場
キャンドゥにおいても、シューグーの販売は確認できていません。
キャンドゥの公式オンラインストアや店舗の靴用品売り場を調査しましたが、シューグーブランドの記載はなく、入荷しているという情報もありませんでした。
キャンドゥもダイソーやセリアと同様に、一般的な瞬間接着剤や多用途ボンドは販売されていますが、やはり「靴底のすり減りを埋める」というシューグー特有の機能を持った専用品は100均のラインナップには含まれていないのが現状です。
ホームセンターやネット通販では広く流通しているシューグーですが、100円ショップという業態においては、コストや専門性の観点から取り扱いが難しい商品なのかもしれません。
確実に入手なら通販での購入がおすすめ
ここまで解説した通り、100均にはシューグーそのものは売っておらず、代替品も性能に限界があります。大切な靴を長く履き続けたいのであれば、Amazonや楽天市場などの通販で「本家のシューグー」を購入することを強くおすすめします。
私が通販をおすすめする最大の理由は、在庫の有無ではなく、圧倒的な「補修品質とコストパフォーマンスの良さ」にあります。
なぜ本家シューグーが良いのか?
- 圧倒的な耐久性:100均の接着剤は数週間で剥がれることがありますが、シューグーは正しく施工すれば半年以上持ちます。
- 肉盛り性能:すり減って無くなってしまった「かかと」のゴム部分を、高く盛り上げて再生することができます。これは100均商品にはできない芸当です。
- 実はコスパが良い:1本で1,500円前後ですが、普通のスニーカーなら4〜5回分は修理できます。1回あたり約300円で新品同様の歩き心地が復活すると考えれば、非常に経済的です。
「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、修理してすぐにまた剥がれてしまうストレスを考えると、最初から専用品を使うのが最も賢い選択と言えるでしょう。
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100均の代替品・応用アイテム情報
「どうしても今日すぐに応急処置だけしたい」「100均アイテムでなんとか凌ぎたい」という場合に役立つアイテムと、その活用術をご紹介します。
| アイテム名 | 入手場所 | 用途・役割 |
|---|---|---|
| ボンド 靴底補修用 | ダイソー | 軽度の剥がれ接着、小さなひび割れ埋め |
| サンドペーパー(紙やすり) | 各100均 | 補修箇所の汚れ落とし・足付け(接着力UPに必須) |
| クリアファイル | 各100均 | かかと補修時の型枠(土手)として代用可能 |
ダイソー代用品を使う場合のコツ
もしダイソーの「靴底補修用ボンド」を使用する場合は、以下の手順を踏むことで多少持ちを良くすることができます。
- 足付け作業:接着面をサンドペーパーで擦り、ザラザラにします。これにより接着剤の食いつきが良くなります。
- 薄塗り・重ね塗り:一度に厚く塗ると乾きません。薄く塗って乾かす作業を数回繰り返してください。
- 完全乾燥:パッケージには速乾とある場合でも、念のため24時間は乾燥させてください。
ただし、これはあくまで一時的な延命措置です。本格的な修理が必要な場合は、やはり専用品の使用を検討してください。
シューグーに関するよくある疑問
ここでは、シューグーや靴修理に関してよく検索される疑問について回答します。
Q. アロンアルファなどの瞬間接着剤で靴を直してはいけませんか?
A. おすすめしません。
瞬間接着剤は乾くと「硬く」なります。靴は歩くたびに曲がったり衝撃を受けたりするため、硬い接着剤だとすぐにパリッと割れてしまいます。シューグーのような、乾いた後もゴムのような弾力がある接着剤が必要です。
Q. ドン・キホーテやホームセンターなら売っていますか?
A. はい、多くの店舗で販売されています。
ドン・キホーテの雑貨コーナーや、カインズ、コーナンなどのホームセンターの接着剤・靴用品売り場で取り扱いがあることが多いです。ただし、店舗によって在庫状況は異なるため、確実に入手したい場合は事前に電話確認するか、通販を利用するのが無難です。
Q. シューグーには色がありますか?
A. はい、数種類あります。
一般的には「黒(ブラック)」「自然色(ナチュラル)」「白(ホワイト)」「透明(クリア)」などが展開されています。靴のソールの色に合わせて選ぶことで、修理跡が目立たなくなります。100均の代替品は色が選べないことが多いため、この点も本家のメリットです。
まとめ:シューグーは100均ダイソーやセリア・キャンドゥどこで買える?売り場は?
今回は「シューグーは100均で買えるのか?」という疑問について、ダイソー、セリア、キャンドゥの調査結果をもとに解説しました。
調査の結論として、現在どの100円ショップでも「シューグー」というブランドの商品は販売されていません。ダイソーには類似の補修ボンドがありますが、それはあくまで軽い剥がれを直すための応急処置用であり、すり減ったかかとを再生するような本格的な機能は備わっていませんでした。
大切な靴を長く快適に履き続けたいのであれば、耐久性や仕上がりの美しさにおいて信頼できる本家のシューグーを通販などで購入することをおすすめします。数百円の差で、修理後の持ちが半年以上変わってくることも珍しくありません。ぜひ最適なアイテムを選んで、愛用の靴を蘇らせてください。