
急な積雪や凍結した路面への対策を考えたとき、靴に取り付ける滑り止めは非常に心強いアイテムです。
ただ、多くの方がまず考えるのは、手軽に手に入る100均で取り扱いがあるか調査することではないでしょうか。
そこでこの記事では、ダイソーやセリア、キャンドゥといった身近なショップでの販売状況をリサーチし、商品の特徴について徹底的に解説いたします。
- ダイソーやセリアなどの100均における雪道用滑り止めの販売状況
- 各ショップで取り扱っている滑り止め商品の特徴とスペック
- 本格的な雪道対策として通販での購入が推奨される理由と品質の違い
- 購入前に知っておきたいサイズや耐久性に関するよくある疑問
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Contents
雪道用靴滑り止めは100均ダイソーやセリア・キャンドゥにある?
- ダイソーでの取り扱い状況と売り場
- セリアでの取り扱い状況と売り場
- キャンドゥでの取り扱い状況と売り場
- 雪道用靴滑り止めは通販での購入がおすすめ
- 雪道用靴滑り止めに関するよくある疑問
- まとめ:雪道用靴滑り止めは100均ダイソーやセリア・キャンドゥにある?
ダイソーでの取り扱い状況と売り場
100円ショップの中でも最大手のダイソーでは、雪道対策に活用できる靴用滑り止めグッズが販売されています。
特に冬のシーズンになると、季節用品コーナーや靴ケア用品売り場に並ぶことがありますが、取り扱いの中心は手軽なステッカータイプとなっているようです。
ここでは、公式サイト等で確認されている代表的なアイテムについて詳しく解説します。
靴の滑り止めステッカー(紳士靴用など)

商品情報
- 商品名:靴の滑り止めステッカー(紳士靴用)
- 価格:110円(税込)
現在ダイソーで主に確認できるのが、靴底に直接貼り付けるタイプの「滑り止めステッカー」です。
素材には、耐寒性のある熱可塑性エラストマー(TPE)や紙やすりが使用されており、アクリル接着剤で靴底に固定します。
このタイプは、雪道専用のスパイクというよりは、濡れた路面やマンホールの上でのスリップ防止に役立つアイテムです。
注意点:以前はバンドタイプのスパイクも目撃情報がありましたが、現在は在庫状況が変動している可能性があります。購入の際は店舗で最新の在庫をご確認ください。
セリアでの取り扱い状況と売り場
おしゃれで実用的な雑貨が多いセリアでも、靴底の補修や滑り止めに使えるグッズが展開されています。
ダイソーと同様に、靴ケア用品コーナーを中心にチェックしてみると良いでしょう。
靴底用滑り止めシート・パッド
商品情報
- 商品名:靴底用滑り止めシートなど
- 価格:110円(税込)
セリアで見かけることが多いのも、靴底に貼るシートやパッドタイプです。
デザインがシンプルで目立ちにくいため、パンプスやビジネスシューズの外観を損なわずに使用できます。
ただし、これらもあくまで「滑り止め補助」としての役割が強いため、凍結したアイスバーンなどでは過信は禁物です。
補足:セリアの商品はDIY感覚で使えるものが多く、自分の靴のサイズに合わせてカットして使えるタイプも便利です。
キャンドゥでの取り扱い状況と売り場
キャンドゥでは、公式サイトでも情報が公開されている、明確なスペックを持った滑り止めパッドが販売されています。
機能性と手軽さを兼ね備えた商品で、ビジネスマンなどにも重宝されています。
靴滑り止めパッド(男性用2P)

商品情報
- 商品名:靴滑り止めパッド男性用2P
- 価格:110円(税込)
- JANコード:4986614212991
- 素材:合成ゴム、アクリル粘着剤、紙やすり
キャンドゥで販売されているのは、サイズ約11×7cmの貼り付け型パッドです。
合成ゴムと紙やすりのようなザラザラした表面加工により、ツルツルの路面での摩擦力を高める効果が期待できます。
こちらもダイソー商品と同様に、手持ちの革靴などのソールに貼り付けて使用するタイプです。
以下の表は横にスクロールできます。
| 店舗 | 主な商品タイプ | 特徴 |
|---|---|---|
| ダイソー | 貼るステッカー型 | TPE素材使用。濡れた路面対策に手軽。 |
| セリア | シート・パッド型 | 目立ちにくく、日常の転倒防止に。 |
| キャンドゥ | 貼るパッド型 | 合成ゴムとやすり加工で摩擦アップ。 |
雪道用靴滑り止めは通販での購入がおすすめ
ここまで100均での取り扱いを紹介してきましたが、もしあなたが「積雪のある道を安全に歩きたい」「毎日の通勤で転倒リスクを減らしたい」と考えているなら、通販での購入を強くおすすめします。
100均商品も耐寒素材(TPE)を使用するなど品質は高いですが、「形状」と「グリップ力」に明確な違いがあるからです。
「貼るタイプ」と「チェーンタイプ」の決定的な差
前述の通り、100均の主力商品は「靴底に貼るシールタイプ」です。
これは手軽ですが、雪道や水濡れが激しい環境では、粘着力が低下して剥がれてしまうリスクがあります。
一方、通販で主流の専門商品は、靴全体を覆うゴムバンドやチェーンタイプが基本です。
靴そのものに物理的に固定するため、歩行中に外れる心配が少なく、深い雪でも安定して歩けるのが大きなメリットです。
金属ピンの材質と食い込み力
また、滑り止めの要である「グリップ力」も異なります。
100均のパッドは「ザラザラした面」で摩擦を増やしますが、通販のスパイクモデルには「ステンレス鋼」などの硬質金属ピンが装備されています。
物理的に氷に食い込む爪(ピン)があるかないかは、凍結路面での安全性において雲泥の差を生みます。
錆びにくいステンレス製の爪が多数配置されたモデルなら、アイスバーンでも強力なグリップを発揮してくれます。
数百円の差で「転んで怪我をするリスク」を大幅に減らせるなら、しっかりしたチェーンスパイクを一つ持っておくのが賢い選択かもしれませんね。
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雪道用靴滑り止めに関するよくある疑問
初めて雪道用の滑り止めを購入する方が抱きがちな疑問について、Q&A形式で回答します。
Q. どんな靴にも取り付けられますか?
A. 100均の「貼るタイプ」であれば、靴底が平らな革靴やパンプスに適していますが、凹凸の激しいスニーカーには貼り付かないことがあります。
逆に通販の「チェーン/バンドタイプ」はスニーカーやブーツに最適ですが、ヒール靴には装着できないものもあります。
ご自身の靴のタイプに合わせて選ぶことが重要です。
Q. お店の中や駅でも付けっぱなしで大丈夫ですか?
A. 100均のシールタイプ(やすり状)であれば、付けっぱなしでも大きな問題はありません。
しかし、通販などで購入した金属ピン付きのスパイクの場合は、タイルやコンクリートの上を歩くと「カチャカチャ」と音が鳴り、床を傷つけたり、逆に金属が滑って転倒する危険があります。
金属スパイクの場合は、雪のない屋内に入ったら取り外すのがマナーであり安全策です。
Q. 子供用の滑り止めはありますか?
A. 100均では子供専用サイズが見つけにくいですが、貼るタイプをカットして代用することは可能です。
ただし、安全性を考えるなら、通販サイトで販売されているキッズ専用サイズのスパイクを使用することをおすすめします。
通学時の安全を守るためにも、サイズが合った専用品を選んであげましょう。
まとめ:雪道用靴滑り止めは100均ダイソーやセリア・キャンドゥにある?
今回は、雪道用靴滑り止めの100均での販売状況について解説してきました。
結論として、ダイソーやキャンドゥでは「滑り止めステッカー・パッド」が110円で販売されており、濡れた路面などの簡易的な対策として利用可能です。
また、これらの100均商品にも耐寒性に優れた素材(TPEなど)が使われていることがわかりました。
しかし、本格的な積雪やアイスバーンでの転倒防止を最優先に考えるのであれば、靴全体をホールドし、金属製の爪で路面を捉える通販のチェーンスパイクがおすすめです。
用途に合わせて、手軽な100均のシールタイプと、確実な安全性の通販スパイクを使い分けるのが、冬を安全に乗り切るための賢い方法といえるでしょう。